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2026年度募集開始の前に、今一度私たちの理念を共有します。

  • 執筆者の写真: takahashibasketbal
    takahashibasketbal
  • 2 日前
  • 読了時間: 6分

更新日:1 日前

まず、現状を正直にお伝えします

国立サンズU12の活動に興味を持っていただき、本当にありがとうございます。

おかげさまで、昨年だけで 101名 のお問い合わせをいただきました。

しかしこれは、手放しで喜べる数字ではありません。

現状、半数以上のお子さま・ご家庭をお断りせざるを得ない状況が続いています。

市内外から多くのお子さまが来てくださっていますが、

「近いから」「通いやすいから」だけで選ぶのではなく、

ぜひ、色んな所へ体験に行き、たくさん見て、判断してください。

お子さまが外で過ごすスポーツ環境は、慎重すぎるほど慎重に選んでほしいと思っています。

2026年度についても、サンズU12は これ以上の拡大・人数増加は行わない方針です。

市内の教育委員会・学校長とも協議を重ねてきましたが、

体育館の固定貸し出しはできないという結論に至り、

この「場所問題」が根本的な制約となっています。

U15も同様に厳しい状況ですが、こちらは諦めずに協議を続けていきます。


“上手くなりたい”という想いは素晴らしい。でも…

お問い合わせの中には、保護者様からの

 ・もっと上手くなりたい

 ・チームで主力になりたい

 ・試合にたくさん出たい

という熱いメッセージが多く届きます。

ただ、結論から言うと、

その想いをぶつける相手はサンズではありません。

そして、その熱意を“外側”に向けても、

残念ながら状況が変わらないことが多いのが現実です。


■ ミニバスで「今」活躍したいなら、見るべき基準は2つ

 1.平等にプレータイムがあるか(=成長機会が平等か)

 2.挑戦できる環境か(=子どもが主役で、大人は設計者か)

この2つが揃っていない環境では、

どれだけスクールに通っても、

どれだけ努力しても、

子どもが伸びる余白は限られます。

プレータイムが欲しいからスクールに通う——

これは間違いではありません。

ただし、成長速度は本当に一人ひとり違う。

どうしても、早熟な子・監督、コーチのお気に入りの子ばかりが試合に出る。

これはミニバス界では悪しき“あるある”です。

だからこそ、

「もっと出たい」「もっと挑戦したい」という想いは、

まずはチームの監督に伝えるべきです。


■ それでも改善されないなら、大人が判断しなければいけない

 ・「お前は無理」と言われる

 ・教えもせず、できなかったことだけを責める

 ・ダメ出しだけの指導

 ・ミス=罵声・交代

 ・怒られないためのプレーが身につく

こうした環境が、ミニバス(スポ少)界隈にはまだ多く残っています。

私は、この“根底の腐り”に嫌気がさし、

サンズを立ち上げました。

全員がバスケを大好きになることをゴールにしてはいけないのか。

やらされるバスケは、必ずどこかでつまずきます。


■ サンズがU12・U15を「育成世代」として扱う理由

ミニバスのエースが、中学でベンチ——

これはU15の現場では珍しくありません。

だからこそサンズは、

早熟な子を“今できる”という理由で選別しません。

逆に、

“今できていない”という理由で落とすこともしません。

大切なのは、

理念に共感し、覚悟を持って入ってきてくれることと考えている為です


■ サンズU12が公式戦に出ないと決めた理由

 ・お気に入りだけが試合に出る

 ・謎の勝利至上主義の瞬間

 ・「前からこうだから」という保護者会の固定化

 ・大人(運営)都合の、考慮する時間もないほどの毎週の試合

 ・コーチの機嫌取り

 ・ガイドラインが機能していない

 ・ミス=罵声・交代・萎縮

 ・怒られないためのプレーが身につく

これらは運営やコーチだけでなく、そこに携わる全ての大人の責任です。

「相手チームがやばい」と思っている方もいますが、

私からすれば、

対戦相手としてその空間に子どもを預けている時点で十分に危険です。

それを良しとしている保護者がいてこそ、いまだに勘違いした指導者がいなくならないのも現実です。


小学生時期のスポーツには“覚悟”と同時に“魅力”もある

スポ少(ミニバス)を選ぶこと自体は素晴らしい選択です。

ただしそこには、チーム文化を受け入れる覚悟、家庭も巻き込む未来への理解、そして子どもの成長速度をぐっとこらえて見守る忍耐が必要になります。


一方で、ミニバスには“良い側面”も確かにあります。

 ・親子で同じ目標に向かう一体感が生まれる

 ・土日の活動が増え、親子としての時間が濃くなる

 ・他の家庭との交流が増え、コミュニティが広がる

 ・自分の子だけでなく、色んな子どもを応援できる喜びがある

 ・主力(お気に入り)になれた場合、充実した小学校時代の外部生活になる

 ・「全国」「関東大会出場」「市内1位」等、自慢、誇りになる魔力がある

こうした“ミニバスならではの豊かさ”があるのも事実です。


しかし同時に、その裏側の影も存在します。

だからこそ

その文化を理解し、納得し、協力し、覚悟を持って飛び込む必要があるのです。

サンズは、育成期の子どもを大人の承認欲求の投影機として扱う人たちとは一線を置きます。

否定をしているのではなく、価値観が根本的に違うからです。


私たちが大切にしているのは「スポーツの本質」「育成の本質」

サンズが大切にしているのは、

スポーツの本質(勝敗・優劣・競争・結果) と

育成の本質(成長・経験・機会・環境) を、

子どもの成長段階に合わせて丁寧に扱うことです。

U10では「普及と育成」

U12では「育成と挑戦」

U15では「育成と勝利」

年齢に応じて土台を変えながら、子どもたちが自然と挑戦し、成長を掴み取れるように設計しています。

特にU12は、スポーツの本質よりも育成に振り切った 成長・挑戦・経験の機会 を最優先にしています。

“結果だけを追う育成”ではなく、

失敗できる環境こそが最高の練習だと考えています。


指導スタイルも、昔の「礼儀・我慢・帰属意識」と、

今の「個性・対話・科学的アプローチ」を融合させ、

子どもが主役で、大人は設計者であるという立場を徹底しています。


子どもたちは本来、

「勝ちたい」「上手くなりたい」「楽しみたい」というスポーツの本質に真っ直ぐ向き合っています。

だからこそ大人は、

その挑戦を奪わず、暴言や選別で可能性を狭めず、

安全で挑戦しがいのある環境を整える責任があります。

ミニバスは“未来の準備期間”です。

ここでの経験が、中学・高校、そして人生の土台になります。

だからこそサンズは、

「普及と育成」「育成と挑戦」という理念を軸に、

子どもたちがまたバスケをしたくなる場所、

挑戦したくなる場所を守り続けます。


私たちは、

スポーツの本質と育成の本質を両立させ、

長い目で子どもを育てる環境

を守り続けます。


2026年度の募集を前に、

改めて私たちの理念を共有させていただきました。

 
 

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